ERな人 VOL.55 上田 優花 (COFFEE SUPREME PR)

ERな人 VOL.55 上田 優花 (COFFEE SUPREME PR)

photo, text, edit by NAOKI KUZE 

1906年に創業したアメリカンワークブランド”SMITH’S AMERICAN”(以下スミス)。1970年台に日本で流通するとリアルワーカーからアメカジフリークまで、ジャンルレスに様々な人々に愛され続けてきたブランドです。このウェブマガジン「ERな人」では、そんなスミスを身にまとった現代で様々な役割を持ち活躍する”ERな人”達の仕事やライフスタイルをご紹介していきます。
 
 ニュージーランドの首都ウェリントンで誕生したコーヒーロースター”COFFEE SUPREME”の日本一号店。代々木公園からも近く奥渋谷エリアで絶大な人気を誇る。 

”COFFEE SUPREME”で働くことになったきっかけは?

上田 優花 (以下上田): 専門学校時代にまで遡るんですけど、”COFFEE SUPREME”が当時はまだ日本に進出していなかったんですが、東京コーヒーフェスティバルというイベントに”COFFEE SUPREME”がニュージーランドから来日していて、その頃からめちゃくちゃカッコいいコーヒーロースターだなと思っていて、私はその頃からの大ファンだったんです。その後、遂に"COFFEE SUPREME”が日本に進出し、東京にお店を出すってタイミングでオープニングイベントにも1人で遊びに行ったりしていたんですよ。私自身はその時は”BOOK AND BED TOKYO”というホテルでアルバイトをしていまして、その”BOOK AND BED TOKYO”が福岡にもあった時、福岡でコーヒーイベントをすることになり初めて福岡に私も出張で行くことが出来たんです。そのイベントに参加しているコーヒーロースターがたまたま”COFFEE SUPREME”で、ゲストで来られていたのが代表である浩樹さんだったんです。浩樹さんとはその時に初めてお話しさせていただいたんですけど、イベントもとても楽しくて"COFFEE SUPREME”への熱い想いをたくさん伝えました()。すると浩樹さんが「東京に帰ったら打ち上げをしようか!」って言ってくださったんです。その後本当に打ち上げに連れて行ってくださったんですけど、浩樹さんから「”COFFEE SUPREME”で働いてみない?」と誘って頂いたんです。まさか"COFFEE SUPREME”で働けるとは思ってもいなかったんですけど、本音は私自身も浩樹さんの下で働きたいと思っていましたし、”COFFEE SUPREME”っていうカッコいい場所でバリスタの仕事を本気で学んでみたいと思っていたので本当に誘っていただき、嬉しかったんです。専門学校を卒業して入社した日から7年目になりました。

 

 

ー実際に憧れの"COFFEE SUPREME”で働いてみていかがでしたか?

上田: "COFFEE SUPREME”が大事にしているコーヒーを通じて生まれる人との繋がりや、お客様に対してのホスピタリティなど、ここで働くことで学べるのはコーヒーだけじゃないんです。"COFFEE SUPREME”はオリジナルグッズの制作や販売にもこだわっていて、アーティストともコラボレーションも多いのですが、人との繋がりの中でお互いに大事にしている想いを共感し合い、物作りをしていきたいし、お客様にもその想いを共感してもらえたら嬉しいです。そしてそういった現場を間近で見ることが出来る”COFFEE SUPREME”はいつも刺激的なんです。美味しいコーヒーを提供すること以外に、その美味しいコーヒーをたくさんの方に知ってもらうための発信の仕方を学ぶことが出来るのも"COFFEE SUPREME”ならではだと思っています。大変なことももちろん多いですが、未来を見て働くことが出来る"COFFEE SUPREME”はカッコいいなと思います。

 

ギフトにおすすめなドリップコーヒーバッグやマグカップの他、アーティストやアパレルブランドとコラボしたグッズまで幅広いラインナップ。

 

ー上田さんはPRとして店舗外でのイベントを担当されることも多いようですね。

上田: コロナ禍に入ってからですね。実は目黒のオフィス内に直営店があった時、カフェを出す計画があり、その店舗の店長になる予定だったんです。しかしコロナの影響でオフィスを縮小することになり、カフェは閉めることになりました。それで浩樹さんから、「PRとして仕事をやってみないか?」と提案いただいたんです。そこから企画をしたり、イベントに参加をするようになりました。イベントは”COFFEE SUPREME”を代表して私が前に出て、認知を広げるために企画に取り組まないといけないのですが、コロナがきっかけでとってもありがたい役職を任せていただいて、感謝していますし、日々勉強になっています。PRのお仕事はお店だけでは知り合えない方々との出会いもありますし、PRの仕事を通して今まで浩樹さんが担っていた外でのお仕事を私も経験することが出来、様々な業種の方から色々と教わることも多いですし、吸収させてもらえるのがとても楽しいです。PRになったこの3年で働き方も大きく変わりました。

 

ー上田さんはお店でもイベントでもいつも笑顔で働かれているのが印象的です。仕事をする上での楽しさとはなんですか?

上田: 今はPR以外にも、店頭でバリスタもしますし、オンラインの発送業務もしますし、系列店のPARLORSでは店長もしているので、環境に合わせて私の動きも変わります。店や場所、イベントによって来店してくださるお客様の層も異なっているので、接客をさせていただく際のライブ感がとにかく楽しいんです。人と接する瞬間が人一倍好きなんだと思います。

 

ー休みの日はどのように過ごされていますか?

上田: アートが好きなので美術館やギャラリーに行ったりすることが好きなんですけど、私は休みと仕事を切り分けて考えないタイプなんですよ。なので映画館にも行くんですけど、仕事の合間にちょっと映画を観に行くのが私にとっての休みって感じなんです()。仕事と仕事の間の1,2時間の隙間でライブに行ったり、気になるコーヒーショップに行ったりもするんですけど、リサーチを兼ねた時間にもなっているので、頭のどこかで仕事以外でインプットした情報や体験を"COFFEE SUPREME”にどうやったら落とし込めるかな?とかそういったことを自然に考えていますね。

"COFFEE SUPREME”でのお仕事が本当に大好きなんですね

上田: 大好きですね()

 

ー働く上で上田さんが大事にされているスタイルを教えてください。

上田: ヘアスタイルを変えるのが好きなのでその時々でヘアスタイルに合う洋服を選ぶのは好きですね。あとは出店イベントでカジュアルな現場に出向くこともあれば、少し堅めの現場に出向くこともあるので、TPOに合わせたコーディネートを考えるが割と好きですね。バリスタの仕事は基本的には汚れることが多いのでペインターパンツはとても愛用しています。今日穿いているペインターもコーヒーで汚れているぐらいの方がさらにカッコ良いと思うのでもっともっと汚していきたいですね()。それに"COFFEE SUPREME”として働く時は,メインカラーがREDなので、コーディネートのどこかにREDは必ず取り入れておきたいんですよね。このREDのペインターパンツはオリジナルアイテムと合わせても差し色を拾う事が出来るので”COFFEE SUPREME”の業務にはまさにピッタリなんですよね。

LES HALLES PAINTER/ RED

 

 

ー将来の展望を聞かせてください。

上田: 時代はどんどん変わっていきますが、その時々に最適な方法でお客様に喜んでもらえるサービスを提供していきたいです。"COFFEE SUPREME”が大好きなので、今いる環境をずっと継続していけるように私自身が日々変化していきたいです。PRとしてももっともっと力を入れて国内以外で、海外にももっとアプローチしていけたら良いなと思っています。特にアジア圏で韓国や台湾、中国でPOP UPイベントは是非やってみたいです。今後も"COFFEE SUPREME”の良さを発信出来るように頑張りたいです。

 

 

 

上田 優花

@uka_cscs

@coffee_supreme_jpn

COFFEE SUPREME PR

1998年福岡生まれ、専門学校在学中にCoffee Supremeへ入社。バリスタを経て、エリアマネージャーに就任。その他、PRを軸にイベント企画や新規事業なども担当。2021年には、MIDORI.soと連携した馬喰町「PARLORS」の新規立ち上げに従事。

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LES HALLES PAINTER/ RED

 

 

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