
vol.001 <ワーク?ファッション?SMITH'Sとの出会い>
まずは、少し長めの余談から、、、
<90年代前半~中盤>
僕が高校に通っていた90年代、制服が無い男子校でみんな私服で通学していました
もてたい盛りのティーンたちは、
全身コムデギャルソン、ヨージヤマモトの「黒の軍団」(←教科書替わりにMr High Fashon)、
一年中革の服で身を包む「恐い軍団」(←ほぼバイク所有してない)、
アメリカン・グラフィティーの世界に浸る「骨董洋服軍団」(←サイズ、コンディションより古さ重視、ポリエステルを嫌う)、
アニエスべーなどフレカジ好き「細モノトーン軍団」(←女子受け良し)
などなど、お互いの勢力争い盛んな戦国(高校)時代でした。みんな洋服に目覚め超絶刺激的な日々を過ごしておりました。
どの軍団もそれぞれかっこ良く楽しかったものです。

「黒の軍団」は上のカラス族の末裔というか進化版だった。

骨董用品軍団は↑のような図鑑的な文献を読み、日々猛勉強します。
<裏原ブーム到来>
90年代半ばになり『裏原ブーム』がやってきてカルチャーを感じさせるミックス感のあるファッションがカッコイーというムーブメントが起き、
「黒の軍団」が501を履き、「恐い軍団」がスウェットパンツに履き替え、「骨董洋服軍団」がレトロパイルを纏う、
など互いの垣根を超え、ようやく村(←男子校)に平和が訪れたのでした。。。
そんなおり全身ギャルソン(初のウール縮絨コレクション)に身を包み流行りのスノーボードへの道すがら全身で雪を吸収し、風邪をひいてしまったことは秘密です。
閑話休題、、、
スミスとの出会いはそんな村(男子校)に平和が訪れた90年代半ばでしょうか、まだmade in USAがたくさんセレクトショップにあった頃でした。
白のキャンバス地にサックスブルーのステッチ、そして少し細いシルエット。
アメリカンワークのゴリゴリ感が全然無くて(フランスのペインター??)(デザイナーもの??)など混乱しながらトリコロールカラーのラベルを見るとmade in USA。
パンツコーナーに立つ僕は当然「!!??」となった訳で即購入するとなりました。

当時購入したスミスペインターパンツ。白にブルーステッチグレーにピンクステッチ。トリコロールカラーのネームラベルが目を引きます。
リバースウィーブと合わせてもTHEアメカジにならず、ボーダーTと合わせたらどこかフレンチ、、。紺ブレなんかに合わせたらもはやデルカジ!(←死語)
そんなわけでペインターパンツ単品に色んな要素が含まれるSMITH‘Sにくらってしまい、お父さんになった今でも大好きで2,30年ず~っと手放さず愛用し続けています。
チープだけど愛嬌のある
普通だけど細部に宿るオリジナリティー
ちゃちな文章になっていきそうですが、これからそんなSMITH'Sの魅力をお伝えしていきたいです。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
当ブログはご紹介したいアイテムにかなり主観的な切り口になっていきますがときどき覗いていただけましたら嬉しがります!
ので、よろしくお願いいたします。
